広島県広島市西区の今井歯科医院では一般歯科の他に小児歯科・歯周病予防・インプラントなどの治療も積極的に行っております。
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世界で最も虫歯・歯周病が少ない国~スウェーデン式歯磨きって?~

スウェーデンと聞くと美しい自然や透き通った空気、ブロンドの髪の毛などをイメージする人が多くいるのではないでしょうか。実はスウェーデンは世界で最も虫歯・歯周病が少ない国って知っていましたか?

それにはどのような理由があるのでしょうか。

歯ブラシを持つ笑顔の女性

スウェーデンは年齢を重ねても歯がしっかり残っている

日本の厚生労働省の統計によると、80歳の日本人の平均的な残存歯数は、上下合わせて10本前後程度とされています。

その反面スウェーデンの80歳の平均残存歯数は25.5本と言われています。

親知らずを含めない歯の総数が28本なのでほとんどの歯が残っているということです。

スウェーデン式歯磨きって?

スウェーデン式歯磨きは、虫歯予防に効果のあるフッ素をできるだけ長く口腔内に残すというものです。

フッ素濃度の高い歯磨剤で歯磨きを行った後、お口をゆすがずにフッ素を口腔内に停滞させます。

そのため高い虫歯予防の効果が発揮できます。

効果を得るためのポイント

歯磨きを行う際は、フッ素の多く入った歯磨剤を使用し、歯全体的にいきわたるようにブラッシングするようにしましょう。

普通にブラッシングした後に、歯磨剤を塗り付けるように歯全体的にいきわたらせるダブル磨きなどを行うと効果的です。

ブラッシング後うがいはしない

歯磨きをした後はうがいをせず、お口の中の唾液や泡を吐き出す程度にしてください。

口の中が気持ち悪い場合は少量の水で1回うがいしてもかまいません。

ブラッシング後の飲食は時間を空ける

ブラッシング後はフッ素の効果を得るために、最低でも30分は飲食を控えましょう。

せっかくフッ素を口腔内にいきわたらせたのに、流れてしまってはもったいないですよね?

どのような歯磨剤を選べばいいの?

歯磨剤を選ぶときはフッ素濃度を気にして選びましょう。大人は950ppm以上のものを選ぶと良いでしょう。子供の場合フッ素濃度が高すぎるとフッ素症の症状が出ることがあるため子供では1000ppm以下のものを選びましょう。

また、うがいをしないので、泡立ちの少ないものを選ぶと良いかと思います。

80歳を超えても自分の歯で!

歯を大切にする意識をもつことで80歳を超えてもご自身の歯でしっかり噛むことができます。

スウェーデン式歯磨きをやってみるのも良いかと思います!

お口のSOS気づいていますか?~症状がでたら歯科医院へ~

歯磨きをすると、歯茎からの出血がある、たまに歯がしみる、咬むと痛みがあるなど、お口の中にはさまざまな症状がでてくることがあります。いつものことだから、たまにしか症状が出ないから、、、と放っておくと大変なことになるかもしれませんよ?

今回はお口のSOSについてお話しします。

歯みがきセット

歯茎から出血がある

歯磨きをしたときに歯茎から血が出る場合は歯肉炎になっている場合があります。

歯肉炎は歯ブラシで改善することが多いので、歯科医院などでブラッシングの正しい方法や磨き残しの有る部位などをみてもらうと良いかもしれません。

歯茎が腫れて膿が出る

歯茎が腫れる場合は、歯周病で歯周ポケットが深くなり、ばい菌が入ってしまい腫れる場合があります。また、虫歯が大きく、歯の根っこに膿が溜まってしまい腫れることがあります。

また親知らずが生えてくる途中で歯茎がかぶっている時も智歯周囲炎になりやすく、腫れることがあります。

歯がしみる

冷たいものがしみる場合は、みなさんもよく耳にすることがあると思いますが、歯の根元がろ露出して知覚過敏の症状がでている場合があります。

また、虫歯で穴があいている場合や、被せものが外れて虫歯になっている場合などもしみる症状がでます。

熱いものがしみる場合は、虫歯が神経まで炎症を及ぼしている場合があります。早急に歯科医院を受診してください。

歯が欠けてしまった場合

歯が欠けてしまう原因としては、転んだりして歯をぶつけてしまって欠けてしまう場合や、噛み合わせの負担が強くて欠けてしまう場合、虫歯が進んでしまい歯が欠けでしまう場合などがあります。

いずれも痛みが伴うことが多いので歯科医院で診てもらいましょう。

歯がぐらぐらする

歯周病によって骨が溶かされて、歯が支えられずぐらぐらすることがあります。

それ以外にも歯をぶつけてしまってグラつく場合や、歯が割れてしまっている場合などがあります。

子供の場合は生え変わり時期などに乳歯がぐらつきます。

定期健診で診てもらうようにしましょう

定期的に歯科医院へ行くことで、自分では気づかなかった症状も指摘されて気づくことができることもあります。

最低でも1年に1度は定期健診に行くようにしましょう!

入れ歯は自分で調整してよいの?~入れ歯の不具合について~

入れ歯を使用していると、食事をすると当たって痛いところがある、入れ歯が外れやすいなどの不具合がでてくることが多いです。

入れ歯の不具合が出てきた場合自分で調整などしても良いのでしょうか?

歯の模型

自分で調整するのはやめてください

入れ歯を使っている中で、ちょっと気になるところがある・・・でも歯医者に行くのは面倒くさいという方もいます。

しかし、自分で入れ歯を調整するのはやめてください。さらに入れ歯が合わなくなることもありますし、最悪の場合入らなくなったり、割れてしまったりすることもあります。

歯科医院では特殊な器具を使用して磨いたり、削ったりしています。

痛みがあるのにそのまま使い続けるのはやめましょう

入れ歯を使っていて痛みがある場合はどこかに不具合が出ているサインです。

そのまま我慢して使い続けてしまうと、歯茎に傷がついて痛みが増し、食事ができなくなることもあります。

痛みが出た場合は、応急処置として入れ歯の使用をお休みしてください。

早急に歯科医院で診てもらいましょう。

入れ歯がすぐに外れてしまう

入れ歯がすぐに外れてしまう場合は、我慢して使用しているかたもいるということを耳にします。

市販でも入れ歯を外れにくくするようなものは販売されていますが、対処療法なので、早めに歯科医院で診てもらいましょう。

我慢して使用していても治ることはありません。

入れ歯に歯石や汚れが付着した場合

入れ歯に汚れが付着した場合は、歯ブラシで磨いて落ちるようであれば良いのですが、歯石となるとそうはいきません。

歯石は歯科医院で専用の器具で除去してもらいましょう。

歯石が付着しにくくなる洗浄剤も売られているようなので、そのようなものを使用するのも良いかと思います。

定期的なチェックも大切です

特に不具合がなくても、定期的に歯科医院へ通院することは重要です。

自己判断で入れ歯の調整などをするのではなく、入れ歯の現在の状態なども確認できますし、口腔内の状況を診てもらうためにも、定期健診にはいくようにしましょう。

入れ歯は半年に1回まで新しいのは作れない

入れ歯が合わないからと言ってその都度、新しい入れ歯をつくることはできません。

保険の範囲内では半年に1回までと決まっています。

なので、今使用している入れ歯をできるだけ長く使用できるように普段からケアしていきましょう。

災害が起きたらどうする?~避難所での口腔ケアについて~

日本では近年、大きめな地震が起こっています。

地震が起こることで大切な命が亡くなってしまう、住む家がなくなってしまうこともあります。

また、多くの方が避難所での生活を強いられます。

今回は災害が起きたときの避難所での口腔ケアについて説明します。

歯ブラシ他

被災した時は口腔ケアも重要

被災した時はお口の健康も大切です。なぜかというと、被災した時に虫歯になってしまって痛みが出ても歯医者さんにすぐにはいけません。

また、特に高齢の方は、口腔内の汚れから誤嚥性肺炎につながることもあります。

歯に痛みや不調があると食事も減り、免疫力の低下につながります。

歯磨きがないときはどうしたらよいの?

もし、手元に歯磨きなどがない場合は、少量の水またはお茶をお口に含んでもらい、口腔内全体的にいきわたるようにブクブクうがいを行って下さい。

ティッシュを濡らしたものやウエットティッシュなどを指に巻いて歯の表面をこすって磨くと歯の汚れが取れます。

マウスウォッシュなどがあれば使用しましょう

もし、マウスウォッシュなどがあれば、そちらでうがいすると良いかと思います。

何かあった時のために小さい携帯用のものなどを持ち歩くとよいかもしれません。

また、キシリトールガムなどかむのも良いかと思います。

ストレスで唾液が出にくくなる

被災した時はいつもと違う環境になります。そのため、ストレスなどから唾液の分泌が低下することがあります。

唾液がでずにお口の中が乾燥することで、口臭の原因にもありますし、口腔内も汚れやすくなり虫歯の原因にもなります。

唾液をでやすくするには?

唾液を出やすくするには、水があるようであれば、水分をしっかりととることが重要です。

また、食事のときはしっかりとお口を動かし、良くかんで食べることで唾液の分泌が増えます。

また、唾液腺のマッサージをすることも効果的です。

お子さんはダラダラ食べに注意!

避難所での食事は簡易的なものが多く、菓子パンなどの甘いものも多いです。

そのため、だらだら食べてしまうと虫歯になるリスクが高まりますので、時間を決めて食事するようにしましょう。

いつもと違う環境でのストレス

被災した時はいつもと違う環境下での生活となります。

そのためストレスが多くかかり、口腔内にも口内炎などができ、体にも負担がかかります。

お口の環境は後回しにしがちですが、口腔ケアをしっかりと行うようにしましょう。

困ったときは1人で抱え込まず、周りに協力してもらいましょう。

頬の内側が白い?口腔カンジダ症って知っている?

皆さんの中には、“カンジダ”という名称を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。お口の中にもカンジダ症という病気があります。

今回は口腔カンジダ症について詳しくお話しします。

歯みがきをする女性

カンジダって何?

カンジダ菌とは、真菌の一種で、大まかにいうとカビのことです。カビというと、汚いなど嫌なイメージを持たれる方も多くいるかと思います。しかし、このカンジダ菌はもともとみなさんの体の中に潜んでいる常在菌です。

カンジダ菌が異常増殖したことで発症する

口腔カンジダ症は、免疫力が低下している時や、抗菌薬、抗がん剤、副腎皮質ステロイド薬の投与、唾液が減少している時などに異常増殖してしまったときに発症します。

普段悪さをしない菌が、免疫力低下などで病原性を発揮して起こる感染を日和見感染と言います。人から人には感染しません。

どのような症状があるの?

口腔カンジダ症の症状としては、頬や舌に白い苔のようなものが付着します。

この白い苔のようなものは、ティッシュやガーゼで拭うと剥がす事が出来ますが、剥がしたところは赤くはれ、痛みが伴なおう場合があります。

ヒリヒリと痛みを伴うことも

ベロが赤くヒリヒリして、熱い飲み物や刺激物で痛みがますこともあります。

また、その他にも口が乾きやすい、味が感じられない(味覚異常)、口内炎ができやすい、治りにくいなどの症状がります。

カンジダ症にも分類がある

抗菌薬を長期間使用していたり、免疫力が低下していたりするときに発症しやすいのが、偽膜性カンジダ症です。

舌が赤くなったりヒリヒリすることが特徴の紅斑性カンジダ症、粘膜が肥厚して硬くなり、できものが出来たりする肥厚性カンジダ症などがあります。

義歯を長期間つけっぱなしにするのも注意

お口の中に義歯が入っている方の中には、義歯を清掃せずにずっとお口の中に入れっぱなしにしてしまう方もいます。そのような場合も、カンジダ菌が増殖して、義歯性カンジダ症を引き起こす原因となります。

どのような治療をするの?

治療は歯科医院で行う事が出来ます。

治療法としては、抗真菌薬を含む塗り薬やうがい薬、シロップ剤を使用することで、ほとんどの場合早期に回復します。

また、口腔清掃が不十分の場合は口腔内のクリーニング、義歯のクリーニングなどを行います。

気になることがあれば歯科医院へ

何か症状がでないとご自身でも気づかないこともありますので、気になることがあれば歯科医院へご相談ください。

歯磨きの時の補助用具~歯間ブラシの使い方~

歯磨きの時の補助用具で、糸ようじやフロスを使用している人は多くいるかと思います。

歯と歯の間の隙間が大きい場合は、フロスを使用するより歯間ブラシを使用したほうが汚れをキレイに落とせます。

今回は、歯間ブラシの使い方についてお話しします。

歯磨きの時の補助用具

歯間ブラシってどのようなもの?

歯間ブラシは、持ち手の部分とブラシの部分で構成されています。

歯ブラシのように持ち手は長くなく、ブラシも中心にある針金を起点として周囲に毛がある作りとなっています。

また、ゴムでできた歯間ブラシなどもあります。

歯間ブラシはどのような時に使うの?

歯間ブラシは、ある程度歯と歯の間が空いている人でないと使用できません。

狭い隙間や、歯と歯の間がしっかりくっついている人に無理やり使用すると、歯茎が傷ついてしまう可能性があります。

歯間が狭い場合はフロスを使用しましょう。

歯間ブラシの種類って?

歯間ブラシのサイズには4S~Lまで様々なものがあります。

ご自身の歯間に合ったものを使用するようにしましょう。

また、歯間ブラシの形もL字型・I字型(ストレート型)のものがあります。L字型のほうは、奥歯のプラーク除去に適しています。I字型を奥歯に入れるのは大変ですよね。そのため、I字型は前歯の清掃に適しています。

歯間ブラシの使い方

まず、歯間ブラシは鉛筆を持つような持ち方(ペングリップ)で持ちます。

挿入するときは、下の歯なら斜め上に、上の歯なら斜め下に挿入し、歯間乳頭を傷つけないようにしましょう。

歯間ブラシは水平方向に傾け、歯の根元辺りに沿わせて磨きます。

その時にワイヤーで磨くのではなく、ブラシの毛先で磨くようにしましょう。使い終わったら流水下で汚れを落とし、乾燥させましょう。

力の入れすぎはご法度!

磨くときは、力を入れてごしごし磨いてしまうと、歯も傷つきますし、歯茎も傷んでしまいます。磨くときは優しく、方向に気を付けてしっかりとブラシを沿わせて磨くようにしましょう。

歯間ブラシの交換のタイミング

歯間ブラシの交換時期は、歯ブラシと同様1ヵ月に1回の交換が理想です。

ただ、ワイヤーが折れてしまったり、ブラシの毛が傷んでいる場合は。1ヵ月経っていなくても交換してください。また、ラバータイプのものは1ヵ月持たないものが多いです。

分からないことは歯科医院で相談しましょう

使い方が分からない、自分に合ったサイズがわからないという場合は、歯科衛生士や歯科医師に相談しましょう。

ご自身に合った歯間ブラシを使用して清潔な口腔内を保ちましょう。

正しくフロスを使えていますか?~補助用具の使い方~

皆さんは歯磨きの時に、補助用具を使用していますか?

歯間部が狭く、歯と歯の間がくっついている人はフロスや糸ようじなどを使用する人も多くいるかと思います。

今回はフロスの正しい使い方についてお話しします。

フロス

フロスの種類はどのようなものがあるの?

フロスには糸巻タイプ(指に巻き付けるタイプ)とホルダータイプ(柄がついているタイプ)のものがあります。

フロス初心者の方ですと、ホルダータイプの方が奥歯に使うときに挿入しやすいかもしれません。

フロスの入れ方は?

フロスを入れるときは、のこぎりを引くように斜めにスライドさせながら挿入します。

スライドさせることで摩擦が減り、フロスが挿入しやすくなります。

挿入するときにただ上から押し込むように入れてしまうと、歯茎を傷めてしまう場合もありますので注意しましょう。

根元に沿わせて優しく入れ込む

フロスを挿入したら、歯の根元に沿わせるように優しく清掃しましょう。

無理に押し込んでしまうと歯茎に傷がついてしまうこともあります。

初めて使う方は、歯科医院でやり方の説明を受けましょう。

歯に沿わせて清掃する

歯の表面に沿って、根元から先端方向に掻き出すようにフロスを動かして清掃します。

一本の歯だけでなく、隣り合う歯の清掃も行いましょう。

前後に動かしながら抜く

引き抜くときもゆっくりと前後に動かしながら抜いてください。

糸巻タイプの場合、歯と歯の間がきつくてうまく抜けない時は、上から抜かずにそのまま横から引き抜くと引っかからずに抜くことができます。

そのような部位がある場合は、糸巻タイプを使用すると良いでしょう。

糸巻タイプの場合どうやってやるの?

糸巻タイプの場合は、まずフロスを指先から肘ぐらいの長さに切ります。

左右の中指に2~3回巻き付けて、両手の間隔が10~15㎝程度になるように調整してください。その後、両手の親指と人差し指でつまんで、フロスをピンっと張り、口腔内に挿入します。

フロスをやると血が出る

フロスを使用することで出血などがある場合は、歯茎に炎症がある可能性が高いです。

何度も同じところばかり出血する場合は歯科医院へ相談しましょう。

使い方が悪い場合も、歯茎が傷つき、出血することがあります。

フロスをするとひっかかる

フロスを挿入した時に引っかかってフロスが切れてしまう場合などは、詰め物が外れかかっている場合や、虫歯になっている場合があります。歯科医院で診てもらいましょう。

歯ブラシとの併用で清潔な口腔内を!

歯ブラシとフロスを併用することでより清潔な口腔内を保つ事が出来ます。初めはひと手間増えるので面倒かもしれませんが、ぜひ時間を作ってフロスも使用してみてください。

自分に合っている歯ブラシを使おう!~歯ブラシの種類について~

最近では、お口の中の健康にも目が向けられていて、TVやSNSでも様々な歯ブラシの宣伝がされています。

ドラッグストアの歯ブラシコーナーを見てみるとたくさんの歯ブラシがズラリと並んでいますよね。

今回は歯ブラシの種類についてお話しします。

歯ブラシ

基本的な歯ブラシの名称

歯ブラシはそれぞれの部分に名前がついています。

歯ブラシの手で持つ部分をハンドル、先端のブラシの部分をヘッド、ヘッドとハンドルをつなぐ部分をネックと言います。

ハンドルは握りやすいものを選ぼう

いろいろな歯ブラシをよく見てもらうとハンドルの太さには種類があることに気づくかと思います。ハンドルには太いもの、細いもの、滑りにくいようにラバーがついたものなどがあります。いろんな種類の歯ブラシを使用してみて、磨くときにストレスなく握ることのできるハンドルの歯ブラシを選ぶようにしましょう。

ヘッドの部分は厚みや大きさに違いがある

ブラシのヘッドの部分は長さや幅、厚さがいろいろあります。

大きなヘッドのものは、広い範囲を一気に磨くことができますが、細かい部分や、歯列不正の部分は磨くのが苦手です。小さなヘッドのものはより細かい部分を磨くことが可能となります。

厚みが薄い方が奥まで磨ける

歯ブラシをよく見てみると厚さにも違いがあります。

ヘッドの薄い歯ブラシの方が、厚いものと比べると奥歯の歯にもしっかりとブラシの毛先を当てる事ができて、隅々まで磨けます。

しかし、厚い方が磨きやすいという方もいるので人それぞれです。

ネックの形もいろいろあります

ネックの形にはストレートタイプ、アングルタイプ、オフセットタイプがあります。

皆さんがよく見かけるのはまっすぐなストレートタイプではないでしょうか。

アングルタイプは奥歯をしっかり磨くのに適した形をしています。

オフセットタイプはストレートタイプより磨く力が弱く伝わるので優しく磨きたい人に適しています。

ブラシの毛の硬さも様々

毛の硬さにはかため、ふつう、やわらかめなどがあります。

健康な歯茎の方はふつうの硬さのものを使用すると効率よく汚れを除去することができます。

歯茎からの出血があり、歯茎が痛んでいる方はかためのものを使用してしまうと悪化することがあるのでやわらかめを使用するようにしましょう。

自分に合った歯ブラシをみつけよう!

様々な種類の歯ブラシがありますが、お口の中は人それぞれ違います。

ご自分の口腔内の環境を確認して、自分の歯・歯茎に適した歯ブラシを選択するようにしましょう。

舌で健康がわかる?~舌を観察してみよう~

歯磨きの時に、歯ではなく舌を注目してみる人は少ないのではないでしょうか。

実は、舌を観察するとご自身の健康状態を知ることができるって知っていまいたか?

今回は舌の状態について詳しくお話しします。

鏡越しの女性

どのようなところを観察したらよいの?

舌を観察する場合は、舌の色や形、舌苔のつき方などに注目してみてください。

舌の裏側を見てみると血管が多く集まっていることに気づくと思います。

そのため舌は、血液や体液の状態が反映されやすい部位となります。

健康な舌ってどんな状態?

健康な舌の色はピンク色で、うっすら舌苔が付着しています。形も大きすぎず小さすぎず、舌のふちはぼこぼこしたりしていません。

みなさんの舌もぜひ鏡で見てください。

水分不足の舌は亀裂が入っている

水分不足の人の舌は、舌に亀裂が入っていたり、舌苔が黄色く付着している、または舌苔が少ない傾向があります。

砂漠の地面が割れているのと一緒で、水分不足だと舌に亀裂が入ります。

不眠や便秘にもつながりますので、水分をこまめにとるように心がけましょう。

舌の表面が白くなっている

舌が白くなっている状態は血流不足のサインです。

血流不足のため、栄養価が肌まで届かずに、顎などにニキビができる原因にもなります。

また、黄色っぽい色になっている場合は、胃や肝臓にトラブルを抱えている場合もあります。

舌が赤くなっている

舌が赤い場合は、血流が悪く血管に炎症がある場合があります。

また、舌が赤いと高血圧になっている場合もありますので、血圧も含め体調管理に努めましょう。

舌のふちがぼこぼこしている

舌のふちがぼこぼこしている場合は、水分の代謝が悪く、舌がむくんで肥大している可能性があります。

慢性的な疲労や下痢などを起こしやすい状態です。

舌をまっすぐ出せないのも危険

舌を出した時にまっすぐ出せない場合、血管がつまりかけていて血流が悪くなっていたり、筋肉を正常に動かす神経に障害がある場合があります。

また、舌の裏の血管がぼこぼこしている場合は、血管が詰まりやすい状態にあります。

血管の色が紫や黒に見える場合も注意が必要です。

歯磨きをする時に確認しましょう

歯磨きをすることは習慣になっている方がほとんどかと思いますので、歯磨きをするときに舌も確認して体の健康状態を知ることも大切です。

気になることがあれば歯科医院へ相談しましょう。

歯が抜けた!~放置するとどうなるの?~

虫歯や歯周病などにより歯を失ってしまい、そのまま放置している方はいませんか?

実は歯が抜けたまま放置すると様々な悪影響があります。

今回は欠損歯の放置についてお話しします。

欠損歯の放置

噛み合わせが崩壊する

1本でも歯がないまま放置すると噛み合わせに変化がでてきます。

まず、歯がない部分に隣の歯が倒れてきます。また、噛み合う歯がある場合は、噛み合わせを求めて歯がだんだん伸びてきます。

歯は、すべての歯がそろうことでバランスをとっています。

そのため、1本でも抜けたままにしておくと噛み合わせが崩壊していきます。

歯並びが悪くなる

奥歯が抜けたまま放置した場合、先ほどお話ししたように歯が倒れてきます。

噛み合わせによって歯は前の方に倒れる傾向があるので、奥の歯が前に倒れてきて、出っ歯のようになったりして歯並びにも影響を及ぼします。

虫歯や歯周病のリスクが増える

歯がない部分の隣の歯は、しっかりとブラッシングを行わないと汚れが残りやすくなってしまいます。

そのため、歯があるときよりも虫歯や歯周病のリスクが高まります。

治療をするまでは補助用具などを使用してしっかりとブラッシングしていきましょう。

残った歯にも影響がある

歯が抜けてしまうと、残っている部分でのみ噛もうとするので知らず知らずのうちに負担がかかります。そのため、歯にひびが入ってしまったり、歯が破折してしまうこともあります。

最悪の場合残っている歯も残せないという場合もありますので注意が必要です。

肩こりや顎関節の痛みが出る

噛み合わせが不調になることで、肩こりになったり、頭痛を招く原因となります。

また、歯を失うことで、噛めるところで噛もうとするので、左右のバランスが崩れて顎に負担がかかり痛みが出ることもあります。

審美性が悪くなる

前歯が抜けたときはもちろん見た目の変化がありますが、あまり見えない奥歯は抜けっぱなしでも気にしないという方がおられます。

しかし、先ほどもお話ししたように奥歯を失うことで出っ歯のようになったり、アンバランスに噛むことで、頬にたるみがでたり、ほうれい線が濃くなるということもあります。

歯を失ったら早めに歯科医院へ!

歯が抜けてしまったら、今困っていないからこのままでいいやではなく、早めに歯科医院へ行き治療するようにしましょう。

インプラントやブリッジ、部分入れ歯など様々な治療法がありますので、お気軽にご相談くださいね。

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